カナイ マサユキ
KANAI Masayuki
金井 雅之 所属 専修大学 人間科学部 職種 教授 |
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研究期間 | 2019/04/01~2022/03/31 |
研究課題 | アジア型ウェルビーイングの社会的メカニズムを解明する国際共同研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
研究機関 | 専修大学 |
研究者・共同研究者 | 金井 雅之,山田 昌弘,大矢根 淳,嶋根 克己,飯沼 健子,佐藤 嘉倫,小林 盾,ホメリヒ カローラ,大崎 裕子,矢崎 慶太郎 |
概要 | 3年計画の初年度にあたる本年度の目標は2つあった。(1) アジア8ヶ国で実施するインタビュー調査の対象者選定方針と聴き取り内容を決めること。(2) 各国で都市部と村落部を対象におこなうインタビュー調査のうち都市部調査を実施すること。 (1) のインタビュー調査の基本方針は、2019年6月末に東京で全体会合を開催して検討・決定した。インタビューの対象者は、モンゴル・インドネシア・フィリピン・ベトナムの4ヶ国では原則として前身プロジェクトで実施した量的調査の回答者、日本・韓国・台湾・タイの4ヶ国では新たな回答者をエリア・サンプリングもしくは機縁法により選ぶことにした。インタビューの聴き取り内容は、これまでの人生におけるライフイベントおよび社会関係資本のあり方と幸福度の変化との相互関係を確認することを主たる目標とし、8ヶ国共通のフォーマットを定めた(半構造化面接法)。また、インフォームド・コンセントや個人データ保護上の手続きも、8ヶ国共通のルールを、EU一般データ保護規則を参考にして定めた。 (2) の実査は、各国の個別事情や人員・予算配分の効率性を考慮し、本年度と来年度でおおむね同程度の予算執行が可能になるように実施計画を見直した。本年度おこなった実査は以下の通りである。日本(都市部)、韓国(都市部・村落部)、モンゴル(都市部)、インドネシア(都市部・村落部)、ベトナム(北部)。各国でのインタビューの実施状況や主要な知見は、2020年2月に東京で開催した全体会合で共有し、来年度実施予定の実査の課題も含めて議論した。インタビューの成果物(英訳したスクリプトを含む)は研究チーム内で共有し、分析を始めている。 |
PermalinkURL | https://researchmap.jp/60333944/presentations/47596491 |