タザワ モトアキ   TAZAWA Motoaki   田澤 元章    所属   専修大学  法学部    専修大学大学院  法学研究科    職種   教授
研究期間	2006～2007
研究課題	アジア金融セクターの規制緩和に関する法制度研究
実施形態
概要	本研究は、金融庁が日本貿易振興機構アジア経済研究所に運営を委託して実施した、上智大学 小塚荘一郎教授を座長とする有識者による｢アジアの資本市場育成と消費者保護制度に関する法的考察」研究会の成果である。昨今、最近の金融技術と情報通信技術の発展により、金融セクターにおいても競争促進的な金融規制の設計や競争法の適用が図られる傾向にある。このような展開を念頭に、欧米やわが国ほどには金融業が成熟していないアジア諸国において、規制緩和等を通じ、金融制度がどの程度市場原理を取り入れたものとなっているか現状を把握するとともに、各国の現状を踏まえ、金融制度と市場原理の理論的な関係について再検討するものである。筆者の担当国は、インドネシアである。