ヒガキ タツヤ
HIGAKI Tatsuya
檜垣 立哉 所属 専修大学 文学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
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研究期間 | 2006~2008 |
研究課題 | 生命論の政治社会的・倫理的展開 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
研究機関 | 大阪大学 |
科研費研究課題番号 | 18320010 |
研究者・共同研究者 | 檜垣 立哉 |
概要 | 本研究は、生命論の飛躍的進歩を背景とし、なおかつ生命システム的現象としての人間という視点から社会や倫理性を捉える新しい倫理学的社会学的枠組みが現出していることにともない、それらがもつ思想的意義について根底的に考え、現代技術社会の展望について構想することを目指すものである。そのために、基本的にはフーコーの生政治学概念の具体的展開を図るため、ドゥルーズなど生の哲学との交錯を深めて検討した。その過程で、生権力の議論を中心とした文献の検討、社会学や美学、科学テクノロジー論を含む周辺領域の研究者との研究会などを積み上げた。その成果は、檜垣自身の論文、具体的には『思想』岩波書店への連載論文、『現代思想』への寄稿、そして、賭博や偶然性の概念とリスク社会との関連を扱った『賭博/偶然の哲学』河出書房新社等において提示した。また主に大学院生を中心とした研究会の成果は、共著としての論文集にまとめることになっている。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-18320010/18320010seika.pdf |