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カリヤ ヨシヒコ
KARIYA Yoshihiko
苅谷 愛彦 所属 専修大学 文学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
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| 研究期間 | 2020/04/01~2023/03/31 |
| 研究課題 | 高山地域のジオダイバーシティが生物多様性創出に果たす役割 |
| 実施形態 | 科学研究費補助金 |
| 研究種目名 | 基盤研究(B) |
| 科研費研究課題番号 | 20H01390 |
| キーワード | ジオ多様性 / 生物多様性 / 高山地域 / 野生動物 / 生物系統地理学 / ジオダイバーシティ / 進化生態学 / 山岳地域 |
| 代表分担区分 | 研究分担者 |
| 研究者・共同研究者 | 苅谷愛彦・佐々木明彦・泉山茂之・東城幸治・齋藤めぐみ |
| 代表者 | 高岡貞夫 |
| 概要 | ジオ多様性(非生物的自然の多様性)と生物多様性の関係について、中部山岳地域の山地池沼を事例に検討した。水生昆虫は微地形に対応する池沼の成因に結びついたジオ環境の違いによって種レベルの多様性が創出され、小・中スケールの地形が遺伝子レベルの多様性の創出にかかわっていることが明らかになった。また、珪藻は微地形に対応する池沼の成因と結びついたジオ環境の違いだけでなく、小・中スケールの地形による分散の阻害の影響も受けて、種相当レベルの多様性が成立していることが示唆された。これらの違いの背景には、両者の分散能力の違いが関係していると考えられる。 |