イナダ ジュウイチ
INADA Juichi
稲田 十一 所属 専修大学 経済学部 専修大学大学院 経済学研究科 職種 教授 |
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研究期間 | 2019/04~2022/03 |
研究課題 | 岐路に立つASEANの選択—「一帯一路」と「インド太平洋」の狭間で |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤B |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 金子芳樹 |
概要 | 本研究の目的は、中国の台頭と米中対峙という地政学的な新潮流に対するASEANとその加盟諸国の対応およびその影響を分析することである。ASEANは結成後40年をかけて、東南アジア域内の統合とより広域な地域協力のための機能を拡大・深化させてきた。本研究では、大国主導の「一帯一路」、「インド太平洋」両構想へのASEANの対応を軸に、(1)ASEANを取り巻く地域・国際情勢の新展開、(2)ASEANの組織的求心力と遠心力、(3)域内各国の政治・経済・社会変動と対外関係という「国際/地域/国内」の3次元から捉え、岐路に立つASEANの選択と今後の展開を読み解く分析視点を示すとともに、日本の対ASEAN外交の将来に向けた視座を提供する。 |