|
カリヤ ヨシヒコ
KARIYA Yoshihiko
苅谷 愛彦 所属 専修大学 文学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
|
| 研究期間 | 2021/04/01~2026/03/01 |
| 研究課題 | 山岳高所における環境・動物・人の相互作用のダイナミズムー中央アンデスを中心に |
| 実施形態 | 科学研究費補助金 |
| 研究種目名 | 基盤研究(B) |
| 科研費研究課題番号 | 23K2055 |
| キーワード | 野生ラクダ科動物ビクーニャ / アンデス文明 / 社会的レジリエンス / 先住民社会 / チャク / アンデス / ラクダ科動物 / ビクーニャ / アルパカ / 毛色 / 肉の摂取 / 宗教図像 / 高所環境 / レジリエンス / 牧民社会 / ヒマラヤ / ラウテ / 社会変容 / 動物 / 牧畜 / 狩猟 / アンデス高地 |
| 代表分担区分 | 研究分担者 |
| 研究者・共同研究者 | 鶴見英成・木村友美・山本太郎・苅谷愛彦・鳥塚あゆち・山本紀夫 |
| 代表者 | 稲村哲也 |
| 概要 | チャクはかつてインカ皇帝が指揮して行った追い込み猟で、ビクーニャは毛を刈られたあと生きたまま解放された。その良質な毛は皇族に献上されたが、復活後の現在ではヨーロッパに輸出されている。チャクは新たな「生業」して普及し、野生動物保全の効果により個体数が増加している。蘇ったチャクは「狩猟と牧畜の関係」(生態人類学)、「ドメスティケーション」(考古学)、「新たな『生業』の背景や影響」(文化人類学)などの学術的課題を提起し、祭宴の復興は先住民社会の「内戦や感染症流行への対応」という現代的課題につながる。本研究は、これらの課題群をレジリエンスのダイナミズムとして究明し、研究に新たな領域を切り開く。 |