イナダ ジュウイチ
INADA Juichi
稲田 十一 所属 専修大学 経済学部 専修大学大学院 経済学研究科 職種 教授 |
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研究期間 | 2018/04~2021/03 |
研究課題 | 援助供与国としての中国の台頭と国際援助体制へのインパクトの分析 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤研究(C)(一般) |
キーワード | 中国の援助, 北京コンセンサス, 国際援助体制 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
概要 | 近年、中国の対外援助の拡大が著しい。本研究では、中国が多額の援助を供与し大きな影響力を有しているとされるカンボジア 、ラオス、ミャンマーなどのインドシナ諸国を国別事例研究として、中国の援助がそれらの国の経済社会および政治外交に与え つつある影響を分析する。 また、中国主導の地域的な経済協力・援助の枠組みが、既存の国際的な援助協調体制にどのようなインパクトを与えつつあるの かを分析する。 それらの具体的分析を踏まえ、これまで国際援助協調を主導してきた欧米ドナーや世界銀行などの国際機関の援助アプローチと対比させ、中国型の援助モデルと援助アプローチ(これを北京コンセンサスと 称する議論もある)を明確化し、その国際関係的な意義を明らかにする。 |