オハラ マサテル
小原 将照 所属 専修大学 法学部 職種 教授 |
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研究期間 | 2016/04/01~2018/03/31 |
研究課題 | 行政訴訟と民事訴訟との配置再編による救済制度の実効性確保 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 挑戦的萌芽研究 |
研究機関 | 南山大学 |
研究者・共同研究者 | 榊原 秀訓,豊島 明子,小原 将照,渡邉 泰子,洞澤 秀雄,石田 秀博 |
概要 | 内部の研究会とともに外部からの研究者を招いて研究会を行った。当事者訴訟としての確認訴訟と給付訴訟の関係や確認訴訟の実効性を考慮した民事訴訟と行政事件訴訟の相違について、行政訴訟では給付訴訟との関係で確認訴訟の活用が広く認められるべきことを確認した。また、第4次厚木基地訴訟最判においては、抗告訴訟としての差止訴訟が認められているが、処分性の根拠が不明確であり、差止訴訟活用が困難であると考えた。さらに、当事者訴訟、職権型義務付け訴訟と申請型義務付け訴訟相互の関係を議論し、職権型義務付け訴訟の活用が困難であることや、一般的に訴訟選択における釈明権行使の積極化の必要性などを確認した。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K13318 |