スズキ ヒナコ   SUZUKI Hinako
  鈴木 比奈子
   所属   専修大学  文学部
   職種   助教
研究期間 2017/04~2018/03
研究課題 2017年3月27日に栃木県那須町で発生した雪崩災害に関する調査研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 特別研究促進費
研究機関 国立研究開発法人防災科学技術研究所
研究者・共同研究者 上石 勲,中村 一樹,尾関 俊浩,中井 専人,河島 克久,松元 高峰,西村 浩一,小田 憲一,森口 周二,竹内 由香里,根本 征樹,出世 ゆかり,内山 庄一郎,松四 雄騎,近藤 伸也,飯田 肇,吉田 聡,松浦 純生,勝島 隆史,橋本 明弘,荒木 健太郎,岩波 越,鈴木 真一,小杉 健二,山口 悟,本吉 弘岐,平島 寛行,伊藤 陽一,阿部 修,安達 聖,鈴木 比奈子,阿部 直樹,阿部 幹雄,伊豫部 勉,木枝 香織,榊原 健一,佐藤 研吾,清水 慎吾,瀬谷 旺二郎,前坂 剛,吉川 知里,渡部 俊
概要 2017年3月27日,那須岳で発生し登山講習中の高校生7名を含む8名が犠牲となった雪崩に関する調査を行った. その結果, 今回の雪崩は低気圧性の降雪が弱層(弱い層)となり, その上に多量の降雪が積もったために発生した雪崩であることがわかった. さらに今回の事例と同規模の大雪は,3 月としては約19 年に1 度発生していることを明らかにした.また雪崩運動解析により, 現地調査では判明できなかった雪崩の発生個所の推定を行った. 事故再発防止のために, 周辺における雪崩事故の履歴をデータベース化するとともに, 低気圧性の雪崩発生の危険性がいつどこで高まるかを予測するシステムの開発を進めた.
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K18453