フジノ ナツコ
FUJINO Natsuko
藤野 奈津子 所属 専修大学 法学部 専修大学大学院 法学研究科 職種 教授 |
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研究期間 | 2018/04/01~2023/03/31 |
研究課題 | 岡松参太郎を起点とする帝国と植民地における法実務と学知の交錯 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(A) |
研究機関 | 早稲田大学 |
科研費研究課題番号 | 18H03618 |
研究者・共同研究者 | 浅古 弘,加藤 哲夫,山中 至,新田 一郎,藤野 裕子,浦川 道太郎,岡松 暁子,和仁 かや,小沢 隆司,岡本 真希子,井上 正仁,藤野 奈津子,谷口 眞子,菅原 郁夫,山田 八千子,石田 京子,五島 京子,中網 栄美子,山本 研,江 秀華,太田 茂 |
概要 | 本年度は、①「岡松参太郎文書」のうち台湾関係の文書の翻刻作業を進め、「法律六三号問題」に関する意見書等、「殖民地ノ立法司法制度」にかかわる草案類、「蕃族調査報告書」草稿類、「台湾居留外国人ノ土地永借権」に関する意見書など73点の翻刻原稿(未定稿)を作成した。②第18回「帝国と植民地法制」研究会(2019年10月19日 早稲田大学)を開催し、岸本亜季「岡松参太郎文書の翻刻作業について」、浅古弘「司法記録の保存と公開の現状と課題」の報告があった。③第19回「帝国と植民地法制」研究会(2019年12月21日 早稲田大学)を開催し、岡松暁子「岡松甕谷の学問と生涯-岡松甕谷生誕200年によせて」、小澤隆司「法典調査会起草委員補助松波仁一郎の函館商事慣習調査について」の報告があった。④COVID-19ウイルスの感染拡大により海外渡航が制限されたため、米国国立公文書館での調査並びに日本統治期の台湾に於ける特別保存制度の調査及び裁判所構成法時代の法曹の出自に関する台湾大学でのセミナーの開催ができなかったので、次年度以降にCOVID-19感染症の終熄状況を見て実施したい。 |