マツザキ トシユキ
Toshiyuki Matsuzaki
松﨑 俊之 所属 石巻専修大学 人間学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993/11 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 言語哲学の地平-丸山圭三郎の世界 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 夏目書房 |
巻・号・頁 | 175-192頁 |
総ページ数 | 276 |
概要 | 本書は、丸山圭三郎(1933-1993)の思想世界の全体像を捉えるべく構想された論文集である。全体は大きく「言語と記号」、「精神分析と文学」、「哲学と思想」の三部に分かれ、それぞれの部は各分野の専門家による5編の論文で構成されている。 A5版 全276頁 編者:加賀野井秀一、前田英樹、立川健二 共著者:丸山圭三郎、小林康夫、末永朱胤、立川健二、加賀野井秀一、瀬尾育生、北山修、、前田英樹、小林敏明、羽根晃、赤羽研三、室井尚、今村仁司、関修、財津理、松﨑俊之、竹田青嗣 本人担当部分:「生の円環運動と永遠回帰」(pp.175-192)を単著 丸山圭三郎の説く「生の円環運動理論」について、これを「永遠回帰」と「力への意志」を中心とした丸山のニーチェ解釈を媒介としてニーチェの永遠回帰思想と比較することにより、「生の円環運動理論」のもつ文化理論としての諸側面に光を投じることでその理解を深めるとともに、その理論が蔵する思想的閉鎖性という問題点を指摘し、その超克をとおしてあらたな文化理論が切り開かれる可能性を示唆する。 |