マツザキ トシユキ
Toshiyuki Matsuzaki
松﨑 俊之 所属 石巻専修大学 人間学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 『美と崇高の感情に関する観察』におけるカントの崇高の観念について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『美術史学』東北大学文学部美学・美術史学研究室編 |
巻・号・頁 | (10),39-63頁 |
概要 | カントは『美と崇高の感情に関する観察』(1764)においてはじめて崇高に関する観念をまとまったかたちで開陳したのであるが、本稿では、この崇高の観念をめぐって、カントがメンデルスゾーンを介してバークから受けた影響を具体的に明らかにすることによって、その影響の範囲を確定するとともに、その範囲外にあるものがハチスンの道徳哲学と前批判期におけるカントの自然観、とりわけその背景をなす自然神学的思想をその思想的源泉とするものであることを明らかとする。 |