オクノ マサコ
Masako Okuno
奥野 雅子 所属 石巻専修大学 人間学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021 |
形態種別 | 論文 |
標題 | スピリチュアルケアの実践と理論宗教と心理学の観点からの検討 |
執筆形態 | 未選択 |
掲載誌名 | 日本心理学会大会発表論文集 |
出版社・発行元 | 公益社団法人 日本心理学会 |
巻・号・頁 | 85,SS-035-SS-035頁 |
著者・共著者 | 奥野 雅子,砂田 安秀,木甲斐 智紀,伊藤 拓 |
概要 | スピリチュアルケアとは,生きる意味や目的について苦悩している人々に対するケアを意味する。スピリチュアルケアの黎明はホスピスにあることから,看護学がいち早く注目し,生死にどう向き合うかといった精神論が展開されてきた。また,欧米の臨床現場ではチャプレンなどによって宗教的ケアがいち早く導入されて以来,その歴史は長い。本邦においても,臨床宗教師の資格を有した宗教者による支援が医療の現場で行われている。このように,スピリチュアルケアは,宗教者によるケア,あるいは宗教的ケアとして捉えられてきた面がある。一方,近年になって心理臨床家が医療現場で緩和ケアのスタッフとして重要な役割を担うようになってきた。そのため,従来の宗教的実践に加え,心理臨床学的視点や心理学的知見によってスピリチュアルケアについて考察を深めることは重要であろう。本シンポジウムでは,スピリチュアルケアでの多職種連携における心理臨床家のアイデンティティや役割,宗教者との連携可能性といった実践面に加え,宗教,心理学的知見にもとづくスピリチュアルケアの効果やメカニズムについての理論的考察を深めたい。 |
DOI | 10.4992/pacjpa.85.0_ss-035 |
ISSN | /2433-7609 |