マツザキ トシユキ
Toshiyuki Matsuzaki
松﨑 俊之 所属 石巻専修大学 人間学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 『美と崇高の感情に関する観察のための覚書』におけるカントの美学理論 I |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 石巻専修大学研究紀要 |
巻・号・頁 | (1),1-25頁 |
概要 | カントは『美と崇高の感情に関する観察』(1764)の手沢本の余白に数多くの覚書を書き遺しているのであるが、本稿ではこれらの覚書のうちとくに美学に直接・間接に関わるものを取り上げ、それらを美学上の主要なテーマに即して分類したうえで、個々に検討を加えることで、この時期のカントの美学理論の全体像を捉えるとともに、カント美学の形成過程におけるその意義を明らかにする。Iでは、「感情」というテーマに関わる覚書を中心に、それらを「感情と感覚」、「道徳的感情」、「道徳的感情に関する新たな理解」、「美的感情」という側面から検討する。 |