マツザキ トシユキ
Toshiyuki Matsuzaki
松﨑 俊之 所属 石巻専修大学 人間学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/11 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 仮象による救済をこえて-ニーチェ『悲劇の誕生』におけるディオニュソス的なるもの |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 石巻専修大学経営学研究 |
巻・号・頁 | 2(1),1-27頁 |
概要 | 「アポロン的なるもの」と「ディオニュソス的なるもの」はニーチェの『悲劇の誕生』において、著作全体をとおしてその思想的営為をつねに動機づけ、それを導くもっとも重要な対概念をなしていると言えるのであるが、本稿においては、この対概念を、ニーチェの言う「生の光学」のもとに照らし出すことを試みる。こうした問題設定のもとにおこなわれる考察をとおして、「アポロン的なるもの」と「ディオニュソス的なるもの」はわれわれの生の救済にいかなる仕方で与かっているのか、そしてそれによってもたらされる救済とはいかなるものであるかが明らかとされる。 |