タナカ ユウト   Tanaka Yuto
  田中 悠登
   所属   石巻専修大学  経営学部
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/05/31
形態種別 MISC
標題 二重拘束的体験がメンタライゼーションを介して社会的適応に与える影響
執筆形態 共著
掲載誌名 東北大学心理支援センター紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (4),85-98頁
著者・共著者 ◎田中悠登・若島孔文
概要 本研究では,家族コミュニケーションの一種である二重拘束的体験が,現在の「内省」や「共感」のプロセスに関わるメンタライゼーションを介して,社会的適応(自尊感情,友人関係)に与える影響について検討することを目的とした。18―25 歳の成人 134 名の回答を分析した結果,二重拘束的体験はメンタライゼーションと社会的適応に直接的にネガティブな影響を与えるだけでなく,自己に対するメンタライゼーションを媒介して,自尊感情と傷つけられることの回避に影響を与えることが示された。二重拘束的体験が多いほど,不適応状態を認識することに困難さを示す可能性が高く,また対人的適応が過度に損なわれているわけではないため,その状態が周囲から察知されにくいことが推察される。