カクタ イズル
Izuru Kakuta
角田 出 所属 石巻専修大学 理工学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 東北および関東地方の沿岸海水と河川水中から分離された細菌の有機スズ化合物耐性とその回収・分解能 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本海水学会誌 |
巻・号・頁 | 60(4),266-274頁 |
総ページ数 | 9 |
著者・共著者 | 佐々木 崇 |
概要 | 高い有機物含有下でも、有機スズ化合物の回収および分解に適用できる細菌の検索を行うとともに、東北および関東地方から分離した細菌の有機スズ化合物耐性を、その分布や属組成との関連に注目して調査した。細菌の有機スズ化合物耐性とその採取海域の有機スズ汚染度との間には一定の関係はみられなかった。属間の耐性比較では、Pseudomonas、AlteromonasやEnterobacteriaceae等の9属1科の細菌に強い、StaphylococcusやFlavobacteriumには弱い傾向がみられた。ただし、属内でも、当該耐性には地域差や核外遺伝子の有無によると思われる強弱が認められた。細菌の持つ有機スズ化合物の回収および分解能の検索を行ったところ、多量の有機物が共存する条件下においても、TPTを回収する菌5株を分離することができ、さらにその中の1株はTPTを分解する可能性が示された。 |