マツザキ トシユキ
Toshiyuki Matsuzaki
松﨑 俊之 所属 石巻専修大学 人間学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/02 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 身振り・音楽・言語-ニーチェ『ディオニュソス的世界観』第4節をめぐって V |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 石巻専修大学研究紀要 |
巻・号・頁 | (17),87-91頁 |
概要 | 本稿IVでは、通時的・発生論的視点のもとになされた、言語の生成発展過程に関するニーチェの議論を理論的に再構成して呈示したのであるが、Vでは、そうした作業とおして浮上してきたいくつかの重要な論点をめぐって批判的考察を展開する。ここで具体的に取り上げる論点は、「「概念-言語」の表意対象としての意識的な付随的表象」、「語音を構成する諸契機」、「文藝は独立した藝術ジャンルたりうるか」の三つである。本稿IからV全体をとおして、身振り言語、音言語、概念言語という三種のメディアのもつ芸術表現メディアとしての特性が相互の関連のもとに明らかにされ、それによって芸術表現メディア論一般の理論的基礎づけの方向性が示されることになる。 |