カクタ イズル
Izuru Kakuta
角田 出 所属 石巻専修大学 理工学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | オキシテトラサイクリンおよび免疫賦活剤の経口投与がヒラメの腸内細菌数や組成に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本海水学会 |
巻・号・頁 | 62(6),278-285頁 |
総ページ数 | 8 |
著者・共著者 | 高野佳奈 |
概要 | 塩酸オキシテトラサイクリン(OTC)や免疫賦活剤の経口投与が、ヒラメ腸内細菌の数や組成に及ぼす影響を調べた。OTCとうよが腸内細菌の数や組成に及ぼす影響は軽微であったが、同耐性菌の出現を誘起した。ラクトフェリン(LF)、フコイダン、γ-オリザノールの投与は、腸内のストレプトコッカスや大腸菌群の比率低下、ビブリオの比率上昇を誘起した。また、Vibrio anguillarumの感染実験では、LF投与は大腸菌群の比率低下やVibrio sp.に占めるV. anguillarumの比率低下に加え、生残時間の延長や瀕死魚体内の病原菌数を減少させた。食や環境の安全・安心に配慮した魚病の治療・予防には、OTCよりも、上記免疫賦活剤の投与が望ましいことを示した。 |