ハセガワ キヨウコ
Kyoko Hasegawa
長谷川 香子 所属 石巻専修大学 人間学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/03 |
形態種別 | 未選択 |
標題 | 記憶と言語(I):心理言語学と言語 |
執筆形態 | その他 |
掲載誌名 | 石巻専修大学、石巻専修大学研究紀要 |
巻・号・頁 | 1(6),107頁 |
総ページ数 | 15 |
概要 | 記憶の本質は想起にあり、特定の感覚運動的知識や関連エピソード記憶などを意識下の世界から呼び起こし、適応する行為と制御の役に立たせることに寄与する。J. Delayは、話者が特定の言葉を無意識的、且つ自動的に想起し、話すことができる特徴を単語表象間の連合強度に異存し、反復の作用とその効果により強化されると説明する。本論では、Dealyの想起タイプの「感覚運動的記憶」と「知陳述的もしくは、社会的記憶」について検証するため、ネットワーク構想理論、格文法、エピソード記憶と意味記憶、直接記憶範囲メモリースパン、維持リハーサル、チャンク化理論について考察し、結果としてDelayの理論に妥当性があることを論じた。 |