タケダ ショウ   Syo Takeda
  武田 翔
   所属   石巻専修大学  理工学部
   職種   准教授
研究期間 2018/04/01~2021/03/31
研究課題 渦電流磁気指紋信号の電磁解明と塑性ひずみ非破壊評価法への適用
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(B)
研究機関 東北大学
研究者・共同研究者 内一 哲哉,SEBALD GAEL,武田 翔,三木 寛之
概要 渦電流磁気指紋法(ECMS)を炭素鋼の残留応力および塑性ひずみの非破壊評価に適用するため、X線応力測定結果とECMS信号(磁化過程におけるコイルインピーダンスの軌跡)との関係を調査した。1) 残留応力が生じていない場合は直線状の軌跡を示すこと、2) 機械加工した表面の局所的圧縮残留応力により反時計回りの軌跡を描くこと、3) 引張試験後の試験片にはフェライト相に圧縮残留応力が生じ時計回りの軌跡を描くこと、を明らかにした。電磁場解析コードに基づいて、動的な磁場変動を考慮した磁化構成関係に基づいた数値解析を実施し、ECMS信号の応力による変化が、応力による磁区構造変化によることを明らかにした。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18H01448