タケダ ショウ
Syo Takeda
武田 翔 所属 石巻専修大学 理工学部 職種 准教授 |
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研究期間 | 2021/04~2025/03 |
研究課題 | オンラインモニタリングと機械学習解析による粉体成形中の粒子接合ダイナミクスの解明 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 若手研究 |
研究機関 | 東北大学 |
研究者・共同研究者 | 武田 翔 |
概要 | 今年度は研究実施計画の通り,試験装置の作製に取り組んだ.当初は既存の設備を転用して試験装置を構築する計画でいたが,検討を進めるうちにこの直動式摩擦試験機を動かすためのソフトウェアに想定以上の制約があることが分かった.また,装置そのものと装置を制御しているパソコンも古く,部品の関係上更新するのも難しい状況であった.そこで,1軸のステージを3つ組み合わせた3軸xyzステージを用いることで,より実験条件を詳細に制御可能な新しい装置を構築した.システムの制御には商用ソフトウェアを使用し,このソフトウェアによりステージの駆動とセンサからの信号の収録を同時に行えるようにした.その結果,この新しい装置を用いることで,より自由度と精度の高い試験を行えるようになった. 一方で,渦電流試験用センサ(プローブ)の感度には未だ課題があることが分かった.渦電流試験は試験対象とする材料とプローブとの間の距離の変化によって信号が大きく変化してしまうことが常に課題となっているが,今回はプローブ取り付け精度の問題だけでなくコイルの形状そのものに課題があることが分かった.具体的にはコイル径が大きく,試験片に対して測定範囲が広すぎるため,より小さなコイルの再設計が必要であることが示唆された.また,アコースティックエミッションセンサに関しては未だ摩擦試験装置に組み込んではいないが,既に別の実験(疲労試験)でその性能は実証済みである. |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K14039 |